放送大学
危機の時代に考える
新型コロナウイルス感染症の地球規模での流行により、従来の日常生活の中断が長期化してきている。今をどう生きるか、そして状況をどう打開し、コロナ後をどう見据えていくか。放送大学の学長をはじめとする教員が、この問題を契機として、それぞれの専門分野を踏まえて、危機の問題を考え、学生と市民のみなさんに議論を提起する。
①講義のねらいと履修の仕方
②新型コロナウイルス感染症とはなにか
③危機と社会
ペストは中世ヨーロッパ世界をどう変えたか
④生物多様性の危機とその管理
⑤防災インフラ整備とソーシャルキャピタル
⑥地球環境の危機:緩和策と適応策
⑦保険制度の活用によるリスク管理
⑧個人のリスク管理と社会の危機管理
行政による危機管理
⑨国際社会の危機と危機管理
新型コロナウイルス流行を中心として
⑩子どもの危険と安全
日常に潜む危機とその対策
⑪学校の危機管理と政策課題
学校の働き方改革及び9月入学案の論点、課題
⑫本当の危機とは何か
メタ認知の観点から
⑬リスク管理とレジリエンス
⑭文学と危機
カミュ『ペスト』を中心に
⑮危機の中で社会と我々のあり方を考える