石川学習センター 開設科目

基礎科目:外国語|初級英会話

科目区分
2009年05月23日(土) 第1時限


09:30〜10:55
基礎科目:外国語 2009年05月23日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年05月23日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255103 2009年05月23日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年05月24日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年05月24日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年05月24日(日) 第3時限 13:35〜15:00
初級英会話 2009年05月24日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
宇都宮 隆子(金沢工業大学基礎教育部・講師)

【シラバス】
外国の人達と話す場面をいくつか想定し、その時々で使える英語を紹介していきます。会話練習(ペアワーク、グループワーク等)を通して、身近な話題をいかに英語で表現していくかを学びます。もちろん、英語の発音、リズム、基本的文法、そして会話の中での英語独特の表現なども必要に応じて説明していきます。(文法範囲:現在形、過去形、経験を表す現在完了形、助動詞 can/should)

【授業テーマ】

  • Talk about yourself and others: 自己紹介、初めて会う人との会話
  • Greetings/ Gestures: 挨拶・ジェスチャー、日本vs.外国
  • Review of basic English grammar: 基礎英文法の復習(現在形、過去形、経験を表す現在完了形など)
  • What do you do if you see foreigners who need help?: 外国の人が街中で困っていたら
  • What if you have foreign exchange students at home?: 自宅に留学生が!(1) Housing/Foods
  • What if you have foreign exchange students at home?: 自宅に留学生が!(2) Transportaion/Annual Events in Japan
  • Showing people around Ishikawa: 簡単な英語で石川を紹介
  • Inviting people: 自宅に人を招待する 日本vs.外国

【学生へのメッセージ】
 専門分野は英語教授法。英語をコミュニケーションの一道具として、自分自身もいろいろな国の人達と接する機会を得てきました。外国語を学ぶことは、自分の知らない新しい何かを発見するための入り口であるように思います。授業は「英語初級」ですので、間違いなどを気にせず英語を身につけていきましょう。

【受講者が当日用意するもの】
筆記用具、辞書

成績評価の方法
成績判定は出席状況のほか、授業への積極的参加を基準に行います。
クラス 教科書
N 授業当日にプリントを配付する
定員 参考書
20名
その他(特記事項)
 

基礎科目:外国語|英語中級

科目区分
2009年08月08日(土) 第1時限


09:30〜10:55
基礎科目:外国語 2009年08月08日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年08月08日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255111 2009年08月08日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年08月09日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年08月09日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年08月09日(日) 第3時限 13:35〜15:00
英語中級 2009年08月09日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
堀内 香予子(金沢工業大学基礎教育部・講師)

【シラバス】
日常で使う英語を聞く、話す、読む、書くことを通して学んでいきます。言葉には4つの役割があります。「聞く、話す、読む、書く」です。受信の役割を果たすものが「聞く、読む」、発信の役割を果たすものが「話す、書く」です。英語でコミュニケーションを円滑にするためには、この4つのスキルを磨くことが大切です。授業では教科書の話題を使って、この4つのスキルを上達させていきましょう。

【授業テーマ】

  • 英語で自己紹介をする・クラスメートのことを知る
  • 健康についての英語を学ぶ
  • お祝い事に関する英語を学ぶ、日本と英語圏の記念日を比較する
  • 自分の歴史について英語で表現する
  • 自分の住んでいる町について英語で表現する
  • 旅行に関する英語を学ぶ
  • 自分の未来、これからの予定について英語で表現する
  • 第1〜7時限までのまとめと発表を行う

【学生へのメッセージ】
 この2日間の授業を通じて、少しでも英語を使う楽しさを感じていくことが目標です。「できた!」とどんな小さくてもよいので成功体験を味わいましょう。
 五感を使って楽しく、そして充実した授業を皆さんに提供したいと思います。どうぞ宜しくお願いします。

【受講者が当日用意するもの】
辞書、筆記用具

成績評価の方法
成績評価は出席のほか、授業中の発表とレポートの評点で判定します。
クラス 教科書
N ・Touchstone Student's Book Level 2(Michael McCarthy/Cambridge University Press/¥2,845/9780521666053)
定員 参考書
20名
その他(特記事項)
 

共通科目:人文系|死生学入門

科目区分
2009年05月16日(土) 第1時限


09:30〜10:55
共通科目:人文系 2009年05月16日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年05月16日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255120 2009年05月16日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年05月17日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年05月17日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年05月17日(日) 第3時限 13:35〜15:00
死生学入門 2009年05月17日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
細見 博志(金沢大学医薬保健学域保健学系・教授)

【シラバス】
 古来人類は死に対して不安や恐怖を抱いてきた.しかしその不安の静め方は,「メメント・モリ」のように間断なく死を考える,という場合もあれば,逆に死を忘却することにより静めようとする場合もある.またそもそも死の不安といっても,死後の世界への不安なのか,死にゆく過程で生じる苦痛への不安なのか.で異なるだろう.さらにその不安が,死後の世界への不安でもなく,苦痛への不安でもない場合,その場合の死の不安とは,生の意味への懐疑に由来するであろう.死を考えることは,かくて生を考えることである.

【授業テーマ】

  • 現代における(1970年代まで)死の位置づけ(タブー化とポルノ化)と医療における死の否認
  • 欧州古代における死の不安の否定(エピクロス)と中世における死の受容(メメント・モリ)−−アリエスの『死と歴史』
  • 1970年代以降における死の受容とホスピス(ソンダース,キューブラー・ロス)
  • 1970年代以降の死の(準備)教育(リフトン,デーケン),特に子どもにとっての死(キューブラー・ロス)
  • 「死生学」の意味,生と死の関係(死の三原則,サナトロジーとネクロフィリア)
  • 死を考えることの困難さ(死の縁遠さ)と人称による死の相違
  • 葬礼の多様性と死後の世界の観念(死は扉か壁か)
  • 生と死の意味−−トルストイ,黒澤明『生きる』,マックス・ウェーバー

【学生へのメッセージ】
 人類は昔より死に対する不安や恐れを感じてきました.死の不安に対する対応策として「メメント・モリ」(死を忘るな)が強調されてきました.他方でそれと逆に,「メメント・ウィウェレ」(生を忘るな)と言われたり,あるいはモンテーニュの場合には,『エセー』という同一著作の中に,「メメント・モリ」と並んで「必要でない限り死を考えるな」という教えも出てきます.
 死を考えることが必要なのか,考えないことが必要なのか,簡単には決めることはできませんが,その前に,死を取り巻く状況が大きく変わり,死がかつて親しく経験した現象から,めったに経験することがなくなった現象へと変化した,ということを認識することが大切ではないでしょうか.現代の死生学が必要だとしたら,その必要性は,このような状況の変化から生まれたと言えるでしょう.

成績評価の方法
成績評価は出席状況のほか、レポートの評点により行います。
クラス 教科書
N ・生と死を考える−「死生学入門」金沢大学講義集(細見博志(編)/北國新聞社/¥1,680/9784833011587)
定員 参考書
40名
その他(特記事項)
 

共通科目:人文系|中国喫茶を楽しむ

科目区分
2009年05月23日(土) 第1時限


09:30〜10:55
共通科目:人文系 2009年05月23日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年05月23日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255138 2009年05月23日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年05月24日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年05月24日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年05月24日(日) 第3時限 13:35〜15:00
中国喫茶を楽しむ 2009年05月24日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
林 文嫻(金城大学短期大学部・非常勤講師)

【シラバス】
 中国の喫茶歴史は5000年あると言われています。その歴史とともに形成した喫茶文化は豊富で、お茶と詩、お茶と踊り、お茶と美術、お茶と俳句、お茶と健康、お茶から由来した諺など、実に幅広い分野に及んでいます。
 また、喫茶歴史と喫茶文化の中で喫茶店が重要な役割を果たしてきました。喫茶店で各種の茶の葉を品評しながら、いろいろな話題に広がり、喫茶は生活の一部分、一種の芸術まで発展してきました。
 本講義は中国の喫茶店の今と昔をたどりながら、中国人の生活に密着した喫茶文化を紹介します。

【授業テーマ】

  • 1)歴史と文化 ア)お茶の始まり、イ)茶館の現われと形成、ウ)茶文化の出現 2)茶館と茶文化
  • 近代茶館 1)茶文化の栄えと茶業の発達、2)茶館の普及
  • 現代茶館 1)文化大革命時期、2)改革開放後、3)21世紀からの変化
  • 1)茶館、2)茶楼
  • 地域の特色ある茶館(1)北京・上海・呉越
  • 地域の特色ある茶館(2)四川・福建・広東
  • 現代茶文化とその行方
  • まとめ・ビデオ鑑賞等

【学生へのメッセージ】
 今回北京オリンピックの月に中国蘇州で現代風の茶館でお茶を飲みました。蘇州人はお茶を飲むのが好きです。昔は、茶間は一種のフリーコミニュケーション(自由交流)の場所でした。いまは、それだけではなく、ビジネス商談やトランプやマージャンなど、実に各種の茶館が出てきています。この講義を通して皆様と一緒に中国の茶館の今と昔をたどりながら、中国の奥深い喫茶文化を理解していただければと思います。

【受講者が当日用意するもの】
筆記用具

成績評価の方法
成績評価は出席状況のほか、レポートの評点により行います。
クラス 教科書
N 授業当日にプリントを配付する
定員 参考書
40名 ・中国喫茶文化史(布目潮諷/岩波書店/¥1,260/9784006000462)
その他(特記事項)
 

専門科目:生活と福祉|アレルギーから見た環境と健康

科目区分
2009年05月09日(土) 第1時限


09:30〜10:55
専門科目:生活と福祉 2009年05月09日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年05月09日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255146 2009年05月09日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年05月10日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年05月10日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年05月10日(日) 第3時限 13:35〜15:00
アレルギーから見た環境と健康 2009年05月10日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
和田 隆志(金沢大学医薬保健学域・教授)
藤村 政樹(金沢大学大学院医学系研究科・准教授)
竹原 和彦(金沢大学大学院医学系研究科・教授)
加治 賢三(金沢大学医薬保健学域・助教)
三輪 高喜(金沢大学医薬保健研究域・准教授)
東馬 智子(金沢大学医薬保健研究域・助教)
横川 英明 (金沢大学附属病院眼科・医員)
中村 裕之(金沢大学大学院医学系研究科・教授)

【シラバス】
 人類は呼吸、食餌、接触など、絶えず外界刺激を受けながら生活をしている。このため生体は、物理的、免疫学的、神経学的などさまざまな防御機構を常に働かせている。アレルギー反応も広い意味の免疫学的防御作用であるが、アレルギー性炎症を伴うと病的な状態となる。つまり、環境は健康とは密接に関与している。今回、アレルギーが関与するいろんな病気を知ることにより、「環境と健康」の重要性を改めて学んでいただきたい。

【授業テーマ】

  • アレルギーの総論。アレルギーとは何か、その仕組みや役割、疾病との関連を学ぶことにより、環境と健康(アレルギー)の理解をより深める。
  • 外気と直接接する呼吸器は、環境と健康を考える際重要で、本講義では気道から肺胞にいたる各部でのアレルギー疾患を考える。アレルギー性肺炎など肺胞のアレルギー疾患は、頻度が低い一方、気道のアレルギー疾患は頻度が高く、生活の質を低下させる。気管支喘息以外にも近年、長引く頑固な咳の原因疾患として咳喘息やアトピー咳嗽も知られるようになった。
  • 本講義では日常的に見られる皮膚疾患、アトピー性皮膚炎を取り上げる。1990年代にはその治療の中心となるステロイド外用薬に関する情報の混乱により、社会問題として取り上げられるほど、その治療に大きな混乱が生じた。また、「ステロイドビジネス」についても概説する。
  • 皮膚疾患の1/3以上をしめる湿疹皮膚炎症候群は、臨床像・病因の違いより多様性が見られる。本講義では、皮膚疾患の2回目として、アトピー性皮膚炎以外の日常的によく見られる湿疹・皮膚炎について概説する。
  • アレルギー性鼻炎は鼻腔に侵入する各種のアレルゲンにより引き起こされる、くしゃみ、鼻水、鼻づまりを主症状とする疾患である。通年性のものと、各種花粉による季節的なものとがある。花粉症は、発症例が多く、「国民病」とも呼ばれ、社会的な影響を無視することができない。本講義では、アレルギー性鼻炎の病態ならびに治療法について述べる。
  • 本講義では、食物アレルギーの多彩な症状と診断法などを取り上げる。食物アレルギーは「原因食物摂取後に免疫学的機序を介して生体に不利益な反応が惹起される現象」と定義され、摂取後短時間でじんましんや嘔吐、呼吸器症状などを引き起こす。しかし、乳児では消化器症状を主体としたものや、食物摂取と運動が組合わさり、特殊な食物アレルギーも存在する。
  • 本講義では、アレルギー性の眼科疾患を取り扱う。特に結膜への抗原の侵入から始まり、種々の結膜炎症状が現れる。抗原の回避と除去、点眼薬などの薬物療法などについて概説する。
  • 先進諸国でのアレルギー症の増加は、大気汚染に代表される環境中の化学物質に起因するところが大である。公衆衛生学的観点から化学物質によるアレルギー発症機序について概説し、個人レベルでの予防法を紹介する。

【受講者が当日用意するもの】
筆記用具

成績評価の方法
成績評価は出席状況のほか、試験の評点により行います。
クラス 教科書
N 授業当日にプリントを配付する
定員 参考書
40名
その他(特記事項)

【その他(特記事項)】
この科目は、旧専攻「生活と福祉」に該当します。

専門科目:生活と福祉|高齢化と社会保障

科目区分
2009年06月06日(土) 第1時限


09:30〜10:55
専門科目:生活と福祉 2009年06月06日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年06月06日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255154 2009年06月06日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年06月07日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年06月07日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年06月07日(日) 第3時限 13:35〜15:00
高齢化と社会保障 2009年06月07日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
横山 壽一(金沢大学人間社会学域地域創造学類・教授)

【シラバス】
 高齢化と高齢化のもとでの社会保障について考える。高齢化とは何か、高齢化は、個人、家族、社会にどのような変化をもたらすか、高齢化をもたらした要因は何か、高齢化や高齢者の見方についてどのような議論が行われているか、などを検討したうえで、医療、介護、年金について、それぞれの仕組みと現状およびこれからの課題について、日本の現行制度を対象に考える。

【授業テーマ】

  • 高齢化とは何か:高齢化の定義、測定方法、日本の現状と将来推計、国際比較からみた日本の高齢化の特徴など。
  • 高齢化の要因と影響:高齢化をもたらす要因、高齢化によるライフサイクル、家族、社会の変化など。
  • 高齢化と少子化:高齢化と少子化の関係、少子化をもたらす要因など。
  • 高齢化・高齢者観をめぐる議論:欧米の老年学の成果、そこから提起されてきた高齢者にまつわる「神話」「偏見」を打破する議論、エイジズム、プロダクティブ・エイジング、アクティブ・エイジングの議論、国連の高齢者人権保障の動きなど。
  • 高齢化と医療:加齢と健康・疾病、高齢者医療制度の変遷、後期高齢者医療制度の概要と問題点、高齢者医療のあり方など。
  • 高齢化と介護:高齢化と介護、介護の現状と課題、介護保険制度の仕組みと現状、課題、介護保障のあり方など。
  • 高齢化と年金:高齢化と経済生活、高齢者世帯の家計、年金の役割と仕組み、年金をめぐる問題と改革の課題など。
  • 高齢化と社会保障の課題:高齢化に対する新たな視点、社会保障と経済・財政のあり方、社会保障と社会発展など。

【学生へのメッセージ】
 社会保障を経済学の分野から研究しています。経済学は、一般には、市場で取引される出来事を対象にした学問と思われていますが、実際には、市場ではないところで提供・利用され、社会的な配分が行われている事柄も経済学の重要な領域です。そのひとつが社会保障です。社会保障は、市場とは異なる公共的な仕組みを通じて提供・利用されています。しかし、近年、社会保障を市場に移そうとする動きが強まっており、一部はすでに実行されています。社会保障と市場の関係をどのように考えるか、それが現在の私の研究テーマです。講義では、介護保険を対象にこの点を取りあげて、皆さんと議論したいと思います。

成績評価の方法
成績評価は出席状況のほか、レポートの評点により行います。
クラス 教科書
N 授業当日にプリントを配付する
定員 参考書
40名
その他(特記事項)

【その他(特記事項)】
この科目は、旧専攻「生活と福祉」に該当します。

専門科目:生活と福祉|トルコ:人々の生活と文化

科目区分
2009年08月08日(土) 第1時限


09:30〜10:55
専門科目:生活と福祉 2009年08月08日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年08月08日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255162 2009年08月08日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年08月09日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年08月09日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年08月09日(日) 第3時限 13:35〜15:00
トルコ:人々の生活と文化 2009年08月09日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
大藪 加奈(金沢大学外国語教育研究センター・教授)

【シラバス】
トルコは、ヨーロッパ大陸とアジア大陸にまたがり、古くから東西文化の十字路に位置してきました。その歴史、文化、人々の生活は、島国である日本のものとはずいぶん違っています。トルコを学ぶことは、ヨーロッパとは何か、アジアとは何かを考えることでもあります。トルコの人々の生活や文化について、教室で話し合いながら、世界を読み解く力をつけましょう。

【授業テーマ】

  • トルコってどんな国?  トルコの歴史と現在(概要)
  • トルコにおける多様性とは何か?  「トルコ」という国を形成する様々な要素
  • トルコをとりまく世界   トルコとヨーロッパ、トルコとアジアなど、トルコと世界の関係を考える
  • オリエンタリズム的視線  トルコはいかに描かれ、いかに認識されてきたか
  • トルコ人の暮らし(1)都市部
  • トルコ人の暮らし(2)郡部
  • 宗教と国家 トルコ社会とイスラム化の波
  • テスト

【学生へのメッセージ】
 私の授業は一方的な講義ではなく、学生同士のディスカッションやプレゼンテーションも交えたワークショップ的な授業です。授業の対象となる「トルコ」について、いろいろな角度から考え、共に学びあう授業にしたいと思いますので、参考文献を読んだり、新聞の国際欄でトルコの記事を追ったりして、トルコについていろいろ調べておいて下さい。きっと、話し合いの時間が楽しくなると思います。積極的な授業への参加を期待します。歴史に興味がある方は、塩野七生さんの『コンスタンティノープルの陥落』(1983)『ロードス攻防記』(1985)『レパントの海戦』(1987)三部作もお勧めですよ。

【受講者が当日用意するもの】
筆記用具、ノート

成績評価の方法
成績は出席状況のほか、最終時限に行うテストと授業貢献度により評価します。
クラス 教科書
N 授業当日にプリントを配付する
定員 参考書
40名 ・激動のトルコ−9・11以後のイスラームとヨーロッパ−(内藤正典/明石書店/¥2,835/9784750327570)
政教分離かイスラム化か?揺れ動くトルコの現在に迫る。

・トルコとは何か(別冊環14)( /藤原書店/¥3,360/9784894346260)
トルコに詳しい作家や研究者、30人近くが語るトルコの文化と歴史。

・トルコで私も考えた (1)〜(4)、21世紀編(高橋由佳利/集英社/¥900/(1)9784088642734)
トルコ人と結婚した人が書いた漫画。トルコの暮らしがよくわかる。
その他(特記事項)

【その他(特記事項)】
この科目は、旧専攻「生活と福祉」に該当します。

専門科目:心理と教育|効果的な対人コミュニケーション

科目区分
2009年05月09日(土) 第1時限


09:30〜10:55
専門科目:心理と教育 2009年05月09日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年05月09日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255170 2009年05月09日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年05月10日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年05月10日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年05月10日(日) 第3時限 13:35〜15:00
効果的な対人コミュニケーション 2009年05月10日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
塩谷 亨(金沢工業大学・教授)
山上 史野(金沢工業大学・講師)

【シラバス】
対人コミュニケーションはストレスの原因にもなるし、ストレスが緩和される要因ともなる。効果的な対人コミュニケーションの概念を理解し、リラクセーション技法やアサーション訓練の初歩を体験することにより、自分自身の対人コミュニケーションのあり方を確認し、よりよい対人コミュニケーションを考える機会になる。講義ではストレス概念を説明し、対人関係がストレスに大きな影響を与えていることを解説する。対人不安や緊張の3側面を説明し、それぞれに対する対処方法として、筋弛緩法、自律訓練法、アサーション訓練、認知修正といった心理学的技法を説明する。さらに、筋弛緩法を習得するためのワークショップ、アサーション訓練の初歩のワークショップを実施する。

【授業テーマ】

  • オリエンテーションの後、他人紹介のワークを実施し、ストレス概念の変遷の解説、および、対人コミュニケーションの重要性の説明を行う。
  • 対人不安・緊張の3側面を説明し、それぞれに応じた対処方法を紹介する。その中で自分自身の身体的な緊張感を知るワークを行う。
  • 筋弛緩法のワークショップを実施し、参加者が筋弛緩法を習得する指導を行う。さらに、自律訓練法の体験を行う。
  • 対人コミュニケーションのスキルの重要性を指摘し、「受信」コミュニケーションとしてカウンセリングの基礎的な事項を説明する。また、「発信コミュニケーション」として対人スキル訓練のウォーミングアップのワークショップを実施する。
  • 「受信」コミュニケーションの練習として、カウンセリング的な対応を役割演技で練習する。
  • アサーションの概念を説明し、ウォーミングアップに続き、簡単な役割演技のワークを行う。依頼する練習、断る練習を含む。
  • アサーション訓練における対人関係の在り方に関するの三つの概念を説明し、それぞれの理解を受講者に深めてもらう。小グループに分かれ、役割演技をそれぞれのグループで練習する。
  • 小グループで練習した演技を全員に披露する。その後、質疑応答を行い、試験を実施する。

【学生へのメッセージ】
 学生時代はさんざん悪いことをしていたので、今では「よい人」になっています。「よい人」になり過ぎて、しっかり教育しないといけないと思い、自分で自分の首を絞めている毎日です。本当はぼうっとして何も考えないでいたいのですが、それはお墓に入ってからいつでもできると思い直し、自分に鞭打つ日々です。ともかく、この面接授業では、心理学を「勉強する」というよりも、自分の心の働きに改めて気づき、心の働きに興味を持っていただき、学問としての心理学への動機づけを高めることを目的にしております。魔法のようなワークショップ形式の面接授業を楽しんでください。(塩谷)
 大学生時代から金沢に移り住み、もう10数年になります。雷恐怖症なので、はじめは春夏秋冬通して雷におびえる日々を送っていましたが、近年ようやく慣れてきました。雷以外は穏やかなこの地で、学生時代から、主に大学生の精神健康に関する問題について取り組んできました。心理学は、学べば学ぶほど人間の複雑さに翻弄されてしまいそうになる学問ではありますが、皆さんと共に学んで行きたいと思います。(山上)

【受講者が当日用意するもの】
リラクセーションの実技とアサーションのワークを行うので、締め付けの少ない服装で、かつ目立つもの(アクセサリー等)をつけていただけるとベストです。とは言うものの、通常の服装であれば何でも結構です。

成績評価の方法
成績判定は、発表やテストの評点のほか、出席状況や授業への態度も加味して行う。
クラス 教科書
N 授業当日にプリントを配付する
定員 参考書
40名 ・図解 自分の気持ちをきちんと<伝える>技術−人間関係がラクになる自己カウンセリングのすすめ(平木典子/PHP研究所/¥1,260/9784569691558)
面接授業でも参照しますが、タイトルに興味のある人はあらゆる場面で役に立つと思うので持っておいて損はないと思います。
その他(特記事項)

【その他(特記事項)】
この授業は、旧専攻「発達と教育」に該当します。授業補助者(TA)として数名雇い上げの予定。

専門科目:心理と教育|心理実験1

科目区分
2009年05月30日(土) 第1時限


09:30〜10:55
専門科目:心理と教育 2009年05月30日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年05月30日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255189 2009年05月30日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年05月31日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年05月31日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年05月31日(日) 第3時限 13:35〜15:00
心理実験1 2009年05月31日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
谷内 通(金沢大学人間社会学域・准教授)

【シラバス】
客観的な手続きで心のはたらきを調べるためには、心理学実験の方法について知ることが不可欠です。この授業では、いくつかの心理学実験を実際に行う実習形式で行うことで、実験心理学の方法についての理解を深めることを目的としています。錯視量の測定、イメージの心的回転、記憶の系列位置効果、知覚-運動学習の転移、集中学習と分散学習といった実験を実験者と参加者の両方の立場から行い、簡単なレポートを作成します。この授業は入門編ですので、心理学の予備知識がなくても気軽に受講していただけるように、各実験の意味やレポートの作成に必要なデータのまとめ方やレポートの書き方等についても解説します。

【授業テーマ】

  • 心理学の対象と研究方法を、歴史的な変遷と現在の広がりの点から解説します。そこから、心理学における実験的研究法の役割と位置づけについて整理します。
  • 色々な心理学分野における実験の例について紹介します。また心理学実験を行う際の実施・受験態度、レポート作成における書式等について解説します。
  • ミューラー・リヤー錯視の測定実験を行います。その結果を基に、錯視の意味について考えます。また、いくつかの精神物理学的測定法の概要について解説します。調整法における上昇・下降方向の効果を調べることで、実験計画における “相殺”の役割についても学びます。
  • “心的回転”の実験を行います。コンピュータを用いた実験で、受講者は実験参加者として実験を受けます。傾いた文字の認知に要する時間を測定することで、私たちが心の中のイメージを操作する様式について検討します。
  • “鏡映描写”の実験を行います。鏡味の中の映像をもとに図形をなぞるという場面において新しい知覚−運動関係がいかに学習されるか、またその学習効果が利手と非利手の間で波及するか、という問題を検討します。特に、このような問題を厳密に検討するためにはどのような実験計画が必要かを考えることで、実験における統制条件(比較対象)の重要性について解説します。
  • 第5時限目に引き続き、知覚−運動学習の転移の実験と解説を行います。
  • “記憶の系列位置効果”の実験を行います。単語または無意味綴りの記憶と再生における経験順序の効果を検討します。その結果を基に、私たちの記憶システムが短期記憶と長期記憶という二段階に分かれていることやそれぞれの記憶段階の特性について解説します。
  • 各実験結果の整理と質疑を行います。時間に余裕がある場合には、 “集中練習と分散練習”の実験を行い、学習における休憩と能率の問題を検討します。

【学生へのメッセージ】
 専門分野は学習心理学で,行動の変化や知識の獲得過程について主にネズミなどの動物を用いた研究を行ってきました。心理学というと心の病理や問題行動を扱う応用領域に関心が集まりますが,これらの問題について確かな証拠に基づいた科学的探求を進めるためには,基礎的な心理学実験の手法と考え方について学ぶことが不可欠です。この授業は,入門編として,心理学の予備知識がない方でも「楽しみながら」心理学実験を体験していただけると思います。普段は当たり前に使っている“心のはたらき”について,実験を通して改めて考えてみましょう。

【受講者が当日用意するもの】
電卓(普通のもので結構です)、定規(グラフを描くため)

成績評価の方法
成績評価は出席状況のほか、レポートの評点により行います。
クラス 教科書
N 授業当日にプリントを配付する
定員 参考書
30名
その他(特記事項)

【その他(特記事項)】
この科目は、旧専攻「発達と教育」に該当します。授業補助者(TA)として1名雇い上げの予定。

専門科目:心理と教育|互いに学ぶ生涯学習の理論と実践

科目区分
2009年06月27日(土) 第1時限


09:30〜10:55
専門科目:心理と教育 2009年06月27日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年06月27日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255197 2009年06月27日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年06月28日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年06月28日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年06月28日(日) 第3時限 13:35〜15:00
互いに学ぶ生涯学習の理論と実践 2009年06月28日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
桑村 佐和子(石川県立大学教養教育センター・准教授)

【シラバス】
 生涯学習という言葉を目にすることが多く、大切なことのようだとは思うものの、改めて考えてみると生涯学習って何だろう、と思う人も多いようです。本授業では、生涯学習を支援することを視野に入れながら、生涯にわたって学ぶことの意味を、受講生同士の学び合いを通して具体的に検討してみたいと思います。授業では、受講生の経験も手がかりとして進めるために、一部ワークショップ形式を取り入れます。

【授業テーマ】

  • 生涯学習とは− 生涯学習の定義とその範囲
  • 生涯学習推進の背景と、生涯教育論・生涯学習論(1)
  • 生涯学習支援のあり方(グループワーク)
  • 生涯学習支援の種類と内容
  • 生涯教育論・生涯学習論(2)
  • 生涯学習推進の現状
  • 地域における学び合いの機会(グループワーク)
  • 地域における学び合いの機会(グループワークの結果発表)とまとめ

【学生へのメッセージ】
 放送大学での学習はいかがですか。学習内容によっては、学習仲間との相互作用の中で、より効果的に学べることもあると思います。放送大学で学んでいる仲間との交流を通して、また皆さんの経験を学習に生かしながら、互いに楽しく学びあってみませんか。授業では一部グループワークを取り入れた、参加型の学習も予定しています。最初は少し戸惑われるかもしれませんが、積極的な参加を期待しています。

成績評価の方法
成績評価は出席状況のほか、試験の評点により行います。
クラス 教科書
N 授業当日にプリントを配付する
定員 参考書
20名
その他(特記事項)

【その他(特記事項)】
この科目は、旧専攻「発達と教育」に該当します。

専門科目:心理と教育|心理実験2

科目区分
2009年06月27日(土) 第1時限


09:30〜10:55
専門科目:心理と教育 2009年06月27日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年06月27日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255200 2009年06月27日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年06月28日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年06月28日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年06月28日(日) 第3時限 13:35〜15:00
心理実験2 2009年06月28日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
谷内 通(金沢大学人間社会学域・准教授)

【シラバス】
客観的な手続きで心のはたらきを調べるためには、心理学実験の方法について知ることが不可欠です。この授業は、いくつかの心理学実験を実際に体験する実習形式で行います。主に基礎的な心理学実験の既習者を対象として、進んだ内容の心理学実験を行います。深い理解のためには心理学の基礎的な実験実習や心理学概論等の講義を受講しておくことを推奨しますが、各実験の意味やレポートの作成に必要なデータのまとめ方や書式についても初歩から解説しますので、実験心理学の予備知識がなくても受講していただくことが可能です。視覚探索、オペラント条件づけ、記憶の順向性干渉、個人空間の測定、対人印象の形成等の実験(予定)を行い、データをまとめ、配付される資料を参照してレポートを作成します。

【授業テーマ】

  • 心理学の対象と研究方法を歴史的な変遷と現在の広がりの点から解説します。また科学的研究の性質について考えます。
  • 自分の心を振り返った「言語報告」だけでは心のはたらきを捕らえることができないことを理解していただくために、様々な領域における心理学実験の例について紹介します。また、心理学における研究法について概説し、心理学における実験的研究法の役割と位置づけについて整理します。
  • ストループ効果の測定実験を行います。その結果を基に、認知処理の意図的制御の限界や人間の認知特性にあった機器設計・環境構築の重要性等について考えます。
  • 視覚探索の実験を行います。コンピュータを用いた対象検出の実験を行い、その結果をもとに対象の認知における“注意”の役割等について考えます。
  • シミュレーションソフトウエアを用いて、コンピュータ上でネズミの学習実験を行います。報酬の提示による“オペラント条件づけ”の反応形成法を通じてレバー押し反応を学習させます。また、報酬提示の方法である“強化スケジュール”を変えた場合の行動を分析します。このシミュレーションは別の実験実施中も継続することにより、さらに複雑な行動の学習について検討します。
  • 記憶の順向性干渉の実験を行います。同じカテゴリの記憶材料を反復して記憶すると、次第に成績が悪くなるという干渉効果、および記憶材料を異なるカテゴリに変更すると成績が回復するという干渉効果の解除について検討することにより、我々の短期記憶における記銘と忘却の特性について考えます。
  • 個人空間の測定実験を行います。接近者に対して圧迫感を感じる距離を様々な条件で測定することで、私たちが他者に対して無意識的にとっている距離感の意味を考えたいと思います。
  • 個人空間の測定と解説を引き続き行います。また、授業のまとめとして、各実験結果の整理と質疑を行います。時間に余裕がある場合には、対人印象の形成に影響する要因に関する実験を行います。

【学生へのメッセージ】
 専門分野は学習心理学で、行動の変化や知識の獲得過程について主にネズミなどの動物を用いた研究を行ってきました。心理学というと心の病理や問題行動を扱う応用領域に関心が集まりますが、これらの問題について確かな証拠に基づいた科学的探求を進めるためには、基礎的な心理学実験の手法と考え方について学ぶことが不可欠です。この授業は、入門編として、心理学の予備知識がない方でも「楽しみながら」心理学実験を体験していただけると思います。普段は当たり前に使っている“心のはたらき”について、実験を通して改めて考えてみましょう。

【受講者が当日用意するもの】
電卓(普通のもので結構です)、定規(グラフを描くため)

成績評価の方法
成績評価は出席状況のほか、レポートの評点により行います。
クラス 教科書
N 授業当日にプリントを配付する
定員 参考書
30名
その他(特記事項)

【その他(特記事項)】
この科目は、旧専攻「発達と教育」に該当します。授業補助者(TA)を1名雇い上げの予定。

専門科目:社会と産業|税金と政治・経済

科目区分
2009年05月16日(土) 第1時限


09:30〜10:55
専門科目:社会と産業 2009年05月16日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年05月16日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255219 2009年05月16日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年05月17日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年05月17日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年05月17日(日) 第3時限 13:35〜15:00
税金と政治・経済 2009年05月17日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
松井 誠二(金沢国税局総務部・総務課長)

【シラバス】
 税金と政治・経済とのかかわりを学ぶことによって、税金に関する新聞記事やニュースを正しく理解できるようになることを目標とします。
 昨年担当した面接授業「日本の税金を考える」で取り扱った内容と一部重複しますが、資料は最新のものを使いますので、昨年の授業を受講された方も大歓迎です。
 授業では、プリントのほか、財務省、国税庁などが発行するパンフレットや新聞記事を利用し、現在の日本の財政状況や、将来の見通し、その背景にある社会情勢などを理解し、税金と政治・経済とのかかわりを学びます。後半の授業では、所得税や消費税の確定申告書(見本)を作成してみることも考えています。

【授業テーマ】

  • 財務省、国税庁などが発行するパンフレットやプリントを利用して、現在の日本の財政状況や将来の見通し、日本の税制の概要を学ぶ。
  • 財務省、国税庁などが発行するパンフレットやプリントを利用して、現在の日本の財政状況や将来の見通し、日本の税制の概要を学ぶ。
  • 第1時限目・第2時限目で学んだことについて、講師の意見を述べるほか、補足説明を行う。
  • 税金に関する最近の新聞記事をみんなで読み、そこで使われている難解な専門用語を解説するほか、記事の背景にある社会情勢などを理解する。
  • 第4時限目で学んだことを踏まえ、講師の意見を述べるほか、補足説明を行う。
  • 所得税の確定申告書(見本)を作成し、税金に関する知識を深める。
  • 消費税の確定申告書(見本)を作成し、税金に関する知識を深める。
  • 学生に授業で取り扱った事項に関して自分の意見をレポートにまとめさせ、全員でディスカッションをすることによって、さらに税金に関する知識を深める。

【学生へのメッセージ】
 昨年に引き続き、面接授業を担当させていただくことになりました。
 研究者ではなく実務家であり、これまで国税庁、関東信越国税局、財務省主税局などで働いてきました。現在は、金沢国税局に勤務しています。これまでの行政経験を生かし、実務に即したできるだけわかりやすい講義を行いたいと思います。
 税金は、政治や経済と深いかかわりを持っています。私がふだん考えている「日本のあるべき税制」について、あらためて受講生のみなさんと一緒に考え、今後の仕事にフィードバックさせていきたいと考えています。

【受講者が当日用意するもの】
電卓

成績評価の方法
成績評価は出席状況のほか、レポートの評点により行います。
クラス 教科書
N 授業当日にプリントを配付する
定員 参考書
40名
その他(特記事項)

【その他(特記事項)】
この科目は、旧専攻「社会と経済」に該当します。

専門科目:社会と産業|ジェンダーの発達心理学

科目区分
2009年06月06日(土) 第1時限


09:30〜10:55
専門科目:社会と産業 2009年06月06日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年06月06日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255227 2009年06月06日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年06月07日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年06月07日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年06月07日(日) 第3時限 13:35〜15:00
ジェンダーの発達心理学 2009年06月07日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
八重澤(松下) 美知子(金沢大学人間社会学域・教授)
松並 知子(金沢大学・非常勤講師)

【シラバス】
性差に関する科学的な取り組みは、まずその差異を測定することから開始され、その後性差形成のメカニズムや背景を明らかにする方向へと研究を進めてきました。講義では、性差研究の変遷とその時代背景について学ぶとともに、性差の形成と深く関連する家庭・学校・社会や文化について、心理学の立場から広くジェンダーについて理解を深めます。

【授業テーマ】

  • 性差研究 −性差についての科学的アプローチの歴史と動向−
  • 誕生から児童期までのジェンダー
  • 思春期とジェンダー
  • 青年期とジェンダー
  • 中年期以降のジェンダー
  • 根強いジェンダーバイアス
  • 日本の現代社会におけるジェンダー −現状と課題−
  • 討論/試験等

【学生へのメッセージ】
 これまで当然だと思っていた考えや考え方も、異なる文化的背景を持つ人々と出会った時、「!(え、本当に)」という驚きや「?(はてな)」と思われた体験はありませんか。
 現在日本の大学で学ぶ留学生との接触は、驚きや戸惑いの体験であると同時に、私たちが慣れ親しんだ日本の文化や習慣、そしてまた日本人とは何かについて考えるキッカケを与えてくれます。比較文化を通して、「日本人」そして「人の持つ多様性と可能性」について考える仕事を楽しんでいます。

成績評価の方法
成績評価は出席状況のほか、講義中の課題への取り組み状況、発表、テストにより行います。
クラス 教科書
N 授業当日にプリントを配付する
定員 参考書
40名
その他(特記事項)

【その他(特記事項)】
この科目は、旧専攻「社会と経済」に該当します。

専門科目:社会と産業|労働市場と法

科目区分
2009年06月20日(土) 第1時限


09:30〜10:55
専門科目:社会と産業 2009年06月20日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年06月20日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255235 2009年06月20日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年06月21日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年06月21日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年06月21日(日) 第3時限 13:35〜15:00
労働市場と法 2009年06月21日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
前田 達男(放送大学・客員教授、金沢大学・客員教授)

【シラバス】
 労働する力能(労働力)を商品として取引する場が労働市場である。しかし、労働力は人間から離れて存在することはできないから、労働は商品一般とは異なった法的扱いを受けてきた(労働法体系)。だが、近年の規制緩和は、労働市場にも及び、日雇い派遣に顕著なように、「労働の商品化」(労働者のモノ扱い)も進んでいる。この授業では、労働市場についてはどのような要素、事情が考慮されなければならないかを法学の立場から考え、あわせて労働に関する基礎的な法知識の習得も図る。

【授業テーマ】

  • 労働市場と法の概観 − 失業対策から積極的雇用政策へ −
  • 労働市場における登場人物と相互関係
  • 日本的雇用システムと労働市場
  • 非正規雇用 − パートタイム労働と派遣労働 −
  • 労働市場への参入と学歴・職業資格
  • 障害をもつ人の労働権保障と雇用法制
  • 労働市場のグローバル化と外国人労働の法
  • 少子高齢社会の到来と雇用政策の課題

【学生へのメッセージ】
 1942年大阪市生まれ、強制疎開で奈良。東大阪市に戻り、小中高は徒歩通学。大学生・院生時代は京都で過し、研究助手の職を得て和歌山。74年に金沢。北アルプスが近くなりました。人生の半分以上は金沢ですが、当地の保育園・学校に通った3人の子のようには金沢弁を話せません。労働法を専攻したのは、近代市民法に対する批判・反省を元に生成する社会法、その中軸としての労働法を勉強することは、法を所与のものとして解釈することに終わりがちな法解釈学ではなく、社会科学としての法学に近づけるのではないか、と考えたからでした。金沢大学着任当時は“若手の論客”として活躍していたかと思いますが、近年はできるだけ易しく説明することに心がけています。と言いながら、シラバスには相変わらず難しそうなことを書いています。

成績評価の方法
成績評価は出席状況のほか、試験の評点により行います。
クラス 教科書
N 授業当日にプリントを配付する
定員 参考書
40名 ・使用者のための労働法(東京都労働相談情報センター/東京都労働相談情報センター/¥0/0)
書名で検索し全文をダウンロードすることができる。
その他(特記事項)

【その他(特記事項)】
この授業は、旧専攻「産業と技術」に該当します。

専門科目:社会と産業|民法入門

科目区分
2009年07月11日(土) 第1時限


09:30〜10:55
専門科目:社会と産業 2009年07月11日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年07月11日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255243 2009年07月11日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年07月12日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年07月12日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年07月12日(日) 第3時限 13:35〜15:00
民法入門 2009年07月12日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
熊谷 士郎(金沢大学人間社会研究域法学系・准教授)

【シラバス】
 民法は、私たちの日常生活を規律するルールであり、その意味で比較的なじみのある法律ということができます。もっとも、なぜそのようなルールになっているのか、そのようなルールで本当によいのかといった点について熟考する機会はそれほど多くはないと思います。本講義では、このような点を重視しながら、民法のいくつかのルールについて、具体的な裁判例を検討しながら、説明していきたいと考えています。

【授業テーマ】

  • いわゆる隣人訴訟を素材として、主に契約と不法行為に関するルールを概観します。
  • 第1時限目に引き続き、契約と不法行為に関するルールを検討します。
  • 隣人訴訟の解決のあり方を検討することを通じて、民法の意義・機能についても考えていきます。
  • いわゆる宇奈月温泉事件を検討しながら、所有権に関するルールを概観します。
  • 婚姻に関するルールについて、有責配偶者の離婚請求に関する判例を素材としながら、概観します。
  • 生殖補助医療に関する判例を素材として、親子関係に関するルールを検討します。
  • 非嫡出子の相続分に関する判例を素材としながら、相続に関するルールについて概観します。
  • 今までの学習のまとめとして、民法ないし民法典全体について総論的な検討をしたいと思います。

【学生へのメッセージ】
 民法が対象とする領域はかなり広範囲にわたるため、限られた時間内ですべてを網羅的に説明することは困難です。そこで、具体的な判例・裁判例を素材としながら、その判例・裁判例を理解する前提として必要な部分に限って説明を加えてきたいと思います。このような方針がみなさんの需要に応えているのだろうかと未だに悩んでいますが、単に民法の知識を習得するよりも、具体的なケースの検討を通じて、どのように解決すべきか、そのような解決で本当によいのかといったことを、みなさん自身で考えていただくことのほうが重要ではないかと考えています。

成績評価の方法
成績評価は出席状況のほか、レポートの評点により行います。
クラス 教科書
N 授業当日にプリントを配付する
定員 参考書
40名 ・民事法入門〔第5版〕(野村豊弘/有斐閣/¥1,680/9784641123212)
その他(特記事項)

【その他(特記事項)】
この科目は、旧専攻「社会と経済」に該当します。

専門科目:人間と文化|環境文学を読む

科目区分
2009年04月18日(土) 第1時限


09:30〜10:55
専門科目:人間と文化 2009年04月18日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年04月18日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255251 2009年04月18日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年04月19日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年04月19日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年04月19日(日) 第3時限 13:35〜15:00
環境文学を読む 2009年04月19日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
結城 正美(金沢大学外国語教育研究センター・准教授)

【シラバス】
近年、環境との関係のとらえ直しが切実に求められています。環境破壊、地球温暖化をはじめとする問題に直面するなかで、現代の環境感の限界が明らかになり、環境とのあらたな関係の構築が必要とされています。この授業では、言葉という斬り口から人と環境との関係を探ります。文学作品に描かれた、現代社会を異化する〈もう一つの世界に〉目を向けながら、持続可能な社会への針路を多角的に考えましょう。

【授業テーマ】

  • イントロダクション−−環境と言葉はどう関わっているのか
  • キレた世界/つながりの世界−−田口ランディの作品を中心に
  • 場所を/が語る言葉〈1〉−−石牟礼道子の作品を読む
  • 場所を/が語る言葉〈2〉−−アメリカ西部荒野の政治学と詩学
  • 大自然というトポス−−ウィルダネスからオープンスペースへ
  • ローカリズムとグローバリズムのあいだで−−池澤夏樹の作品を読む
  • いのちの思想化、あらたな言葉−−森崎和江の作品を読む
  • 総括

【学生へのメッセージ】
 この授業では日米の現代環境文学を読みます。個々の作品をとおして、水俣、東京、ネパール、アラスカ、アメリカ西部荒野など、異なる地域における人と環境の問題について検討する一方、ローカルな現象にいかにグローバリズムが関わっているのかという点を検証し、ミクロとマクロ双方の見地から現代環境観について考えます。
 持続可能な文明社会のあり方が、工学をはじめさまざまな分野で議論されているなか、文学的想像力はこの問題をどのようにとらえ描いているのか、作品を読みながらみていきましょう。

成績評価の方法
成績評価は出席状況のほか、レポートの評点により行います。
クラス 教科書
N ・苦海浄土 − わが水俣病(石牟礼道子/講談社/¥700/9784062748155)

・すばらしい新世界(池澤夏樹/中央公論新社/¥1,300/9784122042704)

・自然を感じるこころ(野田研一/筑摩書房/¥756/9784480687661)
定員 参考書
40名
その他(特記事項)

【その他(特記事項)】
この科目は、旧専攻「人間の探究」に該当します。

専門科目:人間と文化|情報処理演習1

科目区分
2009年04月25日(土) 第1時限


09:30〜10:55
専門科目:人間と文化 2009年04月25日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年04月25日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255260 2009年04月25日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年04月26日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年04月26日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年04月26日(日) 第3時限 13:35〜15:00
情報処理演習1 2009年04月26日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
佐藤 富士雄(金沢工業大学・非常勤講師)

【シラバス】
ワープロ・表計算・プレゼンテーション、これら3種のソフトウェアの活用が、社会人として必要な時代となりました。本演習においては、これらを実際の仕事や趣味に応用できるようになることを目標とします。実用的な活用方法も豊富に紹介いたします(履修条件として文字入力、ファイル操作などパソコンの基本的操作ができること)。

【授業テーマ】

  • Microsoft Word2003の基礎:ワープロソフトとして広く活用されているマイクロソフトワードの基本機能について演習を行います。
  • Microsoft Word2003の応用:マイクロソフトワードについて、ページ設定、セクションのコントロール、表作成、作図機能、画像挿入といった実用的な内容を中心に演習を行います。
  • Microsoft Excel2003の基礎:表計算ソフトとして広く活用されている、マイクロソフトエクセルについて、データ入力、表の編集、計算式、関数を中心として基本的な操作の演習を行います。
  • Microsoft Excel2003の応用1:表計算ソフトマイクロソフトエクセルの、グラフ作成機能について、実用的な内容を中心に演習を行います。
  • Microsoft Excel2003の応用2:表計算ソフトマイクロソフトエクセルのデータベース機能、豊富な関数について、実用的な内容を中心に演習を行います。
  • Microsoft PowerPoint2003の基礎:会議や発表の場において欠かせない、表示スライドを作成する、マイクロソフトパワーポイントの基本的な操作、スライド作成を中心に演習を行います。
  • Microsoft PowerPoint2003の応用:作成するスライドに画像や図を挿入する場合の操作、実際の発表において必要となる機能など、実用的な内容について演習を行います。
  • まとめと課題レポート作成:要点の復習と、課題「感想、講習会で得た成果」について、マイクロソフトワードを活用してレポート作成、保存、提出していただきます。

【学生へのメッセージ】
 妻が正社員で残業や出張も多く、それぞれの両親も遠方にいて、育児の協力をほとんどえられないため、2人の子供の育児と家事の多くを私が担当しています。仕事と育児家事の両立をする稀な男と、もっと社会的な評価が欲しいのですが、考えてみれば、仕事と子供を持つ世の中の女性は皆これを実践しています。あらためて世の女性の偉大さ、大変さに頭が下がります。2人の子供に手がかからなくなるまであと数年かかると思いますが、子育てしながら自分自身も成長していると実感する毎日です。

成績評価の方法
成績評価は出席状況のほか、レポートの評点により行います。
クラス 教科書
N ・Word2003・Excel2003・PowerPoint2003ステップアップラーニング 【基礎マスター編】(定平 誠/技術評論社/¥2,079/9784774119205)
定員 参考書
20名
その他(特記事項)

【その他(特記事項)】
この科目は、旧専攻「産業と技術」に該当します。

専門科目:人間と文化|日本中世の文化交流

科目区分
2009年05月30日(土) 第1時限


09:30〜10:55
専門科目:人間と文化 2009年05月30日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年05月30日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255278 2009年05月30日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年05月31日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年05月31日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年05月31日(日) 第3時限 13:35〜15:00
日本中世の文化交流 2009年05月31日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
五味 文彦(放送大学・教授)

【シラバス】
中世の文化交流の様相を北陸地方を中心にして考える。日本中世には広く地域の文化が相互交流のなかで成長していったが、その成長の様相を北陸地方に例をとりながら考えることにしたい。北陸地方は京都との結びつきが強く、早くから文化が広がったので、その政治的・経済的要因についても探ってゆくことにしたい。

【授業テーマ】

  • 中世における北陸道の歴史的位置について考える。
  • 院政期の北陸道の動きを各国の状況から考える。
  • 源平争乱期の動きを『平家物語』から考える。
  • 鎌倉幕府の成立が北陸道にどう影響を与えたかを考える。
  • 北陸道を舞台にして活躍した宗教者の動きを探る。
  • 北陸道を旅した文化人の動きを考える。
  • 北陸道を中心とした経済活動を探る。
  • 全体のまとめを行う。

成績評価の方法
講義の出席などによる平常点で評価
クラス 教科書
N 教科書は使用しない
定員 参考書
40名
その他(特記事項)

【その他(特記事項)】
この科目は、旧専攻「人間の探究」に該当します。

専門科目:人間と文化|情報処理演習2

科目区分
2009年07月04日(土) 第1時限


09:30〜10:55
専門科目:人間と文化 2009年07月04日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年07月04日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255286 2009年07月04日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年07月05日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年07月05日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年07月05日(日) 第3時限 13:35〜15:00
情報処理演習2 2009年07月05日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
佐藤 富士雄(金沢工業大学・非常勤講師)

【シラバス】
データベースソフトが果たしている役割は大きく、私たちがこれを身近に活用することができれば、記憶力の衰えを補えるばかりか、仕事の効率を倍増させることが可能です。今回はパソコン用データベースソフトのMicrosft Access2003を習得し、仕事や勉強、趣味に活用できるようになりましょう(履修者の条件として、基本的なパソコン操作ができること。また、表計算ソフトMicorsoft Excelの基礎を理解していることが必要)。

【授業テーマ】

  • Microsoft Excelの応用:表計算ソフト、マイクロソフトエクセルのデータベース機能をもちいて、データの並び替え、抽出など、データベース操作の基本操作を確認
  • Microsoft Access2003の基礎1:データベースソフト、マイクロソフトアクセスの基本操作、データベースソフトとして活用する用途などを確認
  • Microsoft Access2003の基礎2:マイクロソフトアクセスのデータベースとテーブルの作成
  • Microsoft Access2003の基礎3:マイクロソフトアクセスのフォームの作成と編集
  • Microsoft Access2003の基礎4:マイクロソフトアクセスのレポートの作成と編集
  • Microsoft Access2003の基礎5:マイクロソフトアクセスのクエリの作成
  • まとめ:重点ポイントの総復習
  • 課題レポート作成:課題「簡単なデータベースシステムの構築、授業の感想」

【学生へのメッセージ】
 大手電気通信メーカで研究開発の仕事に7年従事しました。コンピュータの仕事は過酷で、残業で午前12時前に帰宅することはめったにありませんでした。やがて体調を崩し、退職することに。振り返ると私の20代は仕事が中心で、彼女もなく、趣味に打ち込むこともできず寂しいものでした。休日も頭のどこかに、仕事の納期、品質、責任があり、安らげないままでした。その後大学院への進学、高校、大学での講師の仕事や、縁もあって結婚し子供二人に恵まれ、20代でできなかったことを30代〜40代にかけて一気に取り戻してきました。この失敗例を大学や高専の授業で学生に時々話します。20代は仕事をほどほどにして、趣味や恋愛などをするべきだと。

成績評価の方法
成績評価は出席状況のほか、レポートの評点により行います。
クラス 教科書
N ・Microsoft Office Access 2003 セミナーテキスト 初級編(マイクロソフト(株)/日経BPソフトプレス/¥2,100/9784891008406)
定員 参考書
20名
その他(特記事項)

【その他(特記事項)】
この科目は、旧専攻「産業と技術」に該当します。

専門科目:自然と環境|温泉の科学とその応用・利用

科目区分
2009年06月06日(土) 第1時限


09:30〜10:55
専門科目:自然と環境 2009年06月06日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年06月06日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255294 2009年06月06日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年06月07日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年06月07日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年06月07日(日) 第3時限 13:35〜15:00
温泉の科学とその応用・利用 2009年06月07日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
田崎 和江(金沢大学大学院自然科学研究科・教授)

【シラバス】
 温泉の医学的効能から、見つけ方、掘り方、泉質の多様性、維持管理と色々な切り口で温泉を科学する。また、温泉を利用したグッズ、有用微生物やレジオネラ菌、温泉の放射能について学習し、座学のみではなく、水質測定のやり方、放射能の測り方、温泉水による染色、温泉トウフの作り方も実習する。
【注意点】
○身近な温泉水500ccをペットボトルに詰めて持参する。○その温泉の成分表をもらってくるか写真に撮ってくる。○泥染めをする布(風呂敷サイズ)・枕カバー・Tシャツ等(絹・綿・化繊等様々な材質でよい)を持参する。○汚れてもよい服装でご出席ください。○弁当を持参してください。

【授業テーマ】

  • 授業の目的と日程についての説明、温泉に関する概論
  • 温泉の源泉と柴山潟の水質調査(1)
  • 温泉の源泉と柴山潟の水質調査(2)
  • 真珠養殖の見学及び水質浄化実験
  • 湖底土を利用した泥染め(晶子染め)実習(1)
  • 湖底土を利用した泥染め(晶子染め)実習(2)
  • 温泉豆腐の理論と実習
  • レポート作成

【学生へのメッセージ】
 私は、定時制高校出身です。また、大学院には行かず、独学で研究し理学博士の学位を取りました。どのような環境にあっても、「勉強したい」というやる気・元気・勇気があれば何でもできます。そして、常に新しいことにチャレンジしましょう。自分が勉強・研究することは、自分のためだけではなく、いつか「世のため、人のため」になります。学生と一緒に勉強・研究することは、私の若さと元気の源です。

成績評価の方法
成績判定は出席状況の他、発表、レポートの評点により行います。
クラス 教科書
N 授業当日にプリントを配付する
定員 参考書
20名
その他(特記事項)

この授業は、【片山津温泉・湯の元公園(石川県加賀市片山津町ツ71)】で行います。

【その他(特記事項)】
この科目は、旧専攻「自然の理解」に該当します。受講が決定した方には、後日石川学習センターから受講の詳細についてご連絡いたします。

専門科目:自然と環境|恒星の世界

科目区分
2009年08月08日(土) 第1時限


09:30〜10:55
専門科目:自然と環境 2009年08月08日(土) 第2時限 11:10〜12:35
科目コード 2009年08月08日(土) 第3時限 13:35〜15:00
2255308 2009年08月08日(土) 第4時限 15:15〜16:40
開設学習センター 2009年08月09日(日) 第1時限 09:30〜10:55
石川学習センター 2009年08月09日(日) 第2時限 11:10〜12:35
科目名 2009年08月09日(日) 第3時限 13:35〜15:00
恒星の世界 2009年08月09日(日) 第4時限 15:15〜16:40
担当講師 授業概要
福田 一郎(金沢工業大学基礎教育部・教授)

【シラバス】
夜空に輝く星々の大部分は恒星である。今回は恒星の観測から始めて、その結果得られたデータが何を意味するのかを、伝統的な天体物理学の理論に基づいて分析してゆく。感覚的なロマンではなく、科学的なロマンを存分に味わっていただきたい。

【授業テーマ】

  • 恒星の観測(1):天体の観測は、大別して位置の観測と光の観測に分けられる。この時限では、位置の観測を中心とした、天体の観測方法についてを簡単に紹介する。
  • 恒星の観測(2):この時限では光の観測について、その手段、背景となる理論も含めて簡単に解説する。
  • 恒星の距離:星の距離を求める直接的手段と間接的手段について解説する。
  • 恒星の連続スペクトル(1):星の連続スペクトルが意味するものを、光の放射の理論とともに、平易に解説する。
  • 恒星の連続スペクトル(2):星の連続スペクトルの観測について解説する。
  • 恒星のスペクトル型(1):恒星の線スペクトルを紹介し、簡単な理論的考察を行う。
  • 恒星のスペクトル型(2):恒星の分光的分類と、その意味、重要性について解説する。
  • 恒星の質量とサイズ:星の質量や直径の観測方法、およびその結果について解説する。

【学生へのメッセージ】
 ここ数年来、天体にみられるさまざまな現象を提示し、それらを説明する形で天体物理学の理論を紹介してきました。今回は、原点に立ち返って、基礎的な恒星物理学をやや体系的に解説してみたいと思います。21世紀の今日では、古典的天体物理学の紹介ということになりましょうが、逆に考えれば、珍奇な?仮説の羅列ではなく、長い年月を経て、十分に吟味、確立された理論に基づくお話だといえましょう。

成績評価の方法
成績評価は出席状況のほか、レポートの評点により行います。
クラス 教科書
N 授業当日にプリントを配付する
定員 参考書
20名
その他(特記事項)

【その他(特記事項)】
この科目は、旧専攻「自然の理解」に該当します。