5.おわりに



 今まで説明して来た高分子の構造の種類と大きさをまとめると,図9-11のようになる.



一見複雑に思われる高分子の構造も,階層的に分類し,それぞれについて熱力学・統計力学的な考え方を入れて解明してゆける時代になって来ている.

また,走査型プローブ顕微鏡(SPM)などにより,分子オーダーで高分子を調べ,取り扱うことも夢ではなくなっている.

これからも私達の生活に役立つ高分子が次々と現れてくることを期待している.


第10章へ




トップページへ戻る