写真は「iChat」を使った、多摩SCのゼミ室4と杉浦の自宅書斎の接続試験画面です。

 Mac対応のいわゆるTV電話は、Apple本社が提供している「iChat」システムだけのようです。
 専用カメラ「iSight」を外付けし、ソフト「iChatAV」(MacOSX10.3以降なら無償、MacOSX10.2.5以降なら
   有償、それ以前は利用不可)をダウンロードしてインストールすると使えます。
 ただし、1対1のいわゆるTV電話としての機能しか持ちません。
   1対多、多対多のTV会議をサポートできるシステムは現在までの所存在しないようです。
  またアプリ共有やホワイトボード機能などもありません。
  さらに困ったことに「iChat」のプロトコルは独自仕様で、WindowsベースのIPTV電話や他のTV電話規格
   との互換性もありません。実際使ってみると、機能も操作性も正直なところWindowsベースのTV電話より
   数年遅れてしまっている、という感は否めないようです。
 音や画像のマルチメディアはMacの独壇場、というのは遙か夢の彼方の昔語りになってしまったの
   でしょうか。
「PCはネットに接続して使うのが標準」という考え方に乗り遅れたのが致命的……
   ということにしておきましょう。


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