平成21年度研修旅行◆ 日程日時:平成21年10月11日(日) 参加人数:23名
◆ 参加した学生さんの感想文平成21年度学生研修旅行について全科履修生 田辺 哲也 10月11日、山口学習センター恒例の日帰りバス旅行に行って参りました。 一緒にPCシステム支援員をさせていただいているSさんに強く勧められて、また行き先が馴染み深い広島県立美術館・縮景園・平和公園ということもあり、久々に参加することにしました。朝7時半、山口学習センターをあとに一旦小野田駅へ、そして宇部駅-新山口駅-徳山駅とほぼ山陽本線沿いにまわり、山陽道を一路広島にまっしぐら、11時半に広島県立美術館に到着、まず少し早いランチをいただいたあと、展覧会鑑賞に。 今回は「ロシア国立トレチャコフ美術館展-忘れえぬロシア:リアリズムから印象主義へ」を開催していて、普段なかなかお目にかかれない近代ロシア絵画をじっくりと愉しめました。学芸員さんから簡単なレクチャーをいただいたのも観者として非常にプラスになりました。ロシア絵画の魅力と言えば、なんといってもその冷徹なリアリズム、それに風土的に愁いを含んだ画風だと言えるでしょう。なかでもニコライ・ドゥボスコイの「冬」、あたかも一昨年東京モネ回顧展で観た「かささぎ」によく似た画風で釘づけになりました。西欧美術史におけるリアリズム~ロマン主義~印象派~ポスト印象派あたりまでをなぞる形で変化していく様子も伺えました。しかしあっというまに集合時間が迫り、ダリや平山郁夫の作品が待っている2階の常設展はまたの機会に… つづいて隣接している浅野邸庭園縮景園を散策、さらに、ひろしま定番の平和公園へ、時間があまりなかったので、平和資料館もこれまたまたの機会に、世界遺産に指定されている人類の負の遺産・原爆ドームはじめ原爆の子の像や平和の鐘などのモニュメントを見て回りました。 時間はあっという間に過ぎ、15時半には広島を後に、小野田に帰りました。 とても慌ただしかったけれど、きわめて充実した広島ミニツアーでした。 次回は世界遺産巡りの一環として石見銀山とか、福岡市あたりの博物館・美術館巡りとかを楽しみたいです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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