平成22年度研修旅行

【日程・コース】【参加した学生さんの感想文】

◆ 日程

日時:平成22年10月10日(日)

参加人数:22名

【行き】 ■ 山口学習センター 出発 8:00
■ 山陽小野田市役所 出発 8:15
■ 小野田駅 出発 8:20
■ 厚狭駅(新幹線口) 出発 8:35
山陽道→中国道→九州道→福岡高速
■ 九州電力エネルギー館(見学) 10:30~ 11:45
■ ヒルトン福岡シーホーク(昼食) 12:15~ 13:15
■ 福岡市民防災センター(見学・体験) 13:30~ 14:45
■ 明太工場(見学・試食) 15:15~ 16:00
   
【帰り】 ■ 厚狭駅(新幹線口) 到着 18:00
■ 小野田駅 到着 18:15
■ 山陽小野田市役所 到着 18:20
■ 山口学習センター 到着 18:40

 


 

◆ 参加した学生さんの感想文

 

学生研修旅行に参加して

選科履修生 藤田 香湖

えー、これ安い、一般も可というので、主人と2人で申し込みました。「学生研修旅行」。行く先は福岡、知ってはいたが昔の修学旅行を思い出し、行ってからのお楽しみと、ワクワクして参加しました。天気は良く晴れ、行きの車中のメンバーは、ほとんんどが全科生か大学院の方々で、もう何度も研修旅行には参加しているということでした。後部座席に陣取った私達は突然の自己紹介にとまどってしまいました。けれど打ち解けた雰囲気で、まずは九州電力エネルギー館へ向かいました。
 今何かとエコ言われるようになって、原子力発電の実物大の中身を見せてもらったことは印象に残りました。核物質のいかに大きなエネルギーを出すか、又その安全性にも不安が残る、とともに大変な配慮がなされていることも知りました。水力といい、火力といいエネルギーを供給するためには、大きな設備が必要なことを、改めて電気は地球上に欠かせないエネルギーであることを実感しました。九州電力エネルギー館を後にして車に向かう、腹の虫が鳴って、目指すはヒルトン福岡シーホーク。そばにあるソフトバンクの野球場までは来たことがあるのに、ホテルになっているシーホークには初めて入りました。四階でランチバイキングをいただくことになっています。外形が豪華客船をイメージしたホテル内では、人間が小さく感じられました。バイキングでは、好きなものを皿に取り腹を満たしてホッとする。ここも元は海を埋め立てた所と聞く。昔主人が学生の頃、この辺りを新聞配達していたのだと。街並みは東京を思わせ、アジアの玄関口を実感させられました。ホテルからすぐ近くの防災センターへ行き、防災字の如く自然災害から身を守るため説明を聞き、実際に台風、地震、火災等の模擬体験をしました。風速メートルは息ができない、突風で吹くとしたら何かにつかまっていないと飛ばされる。震度7の揺れはセットされた椅子に腰掛けて、「今動くぞ」という心構えが出来る、普段生活の場で揺れないものが、電車に乗ったように動くとしたら、気が動転してしまいそうでした。火災現場の体験では真暗の中を手探りで、煙は上にゆくことを頭に入れ、身を低くする。それでも全く勘に頼ってしまうことを感じました。消火器訓練では、落ち着いていましたが、ハンド部分を右手に持ってピンを抜く、ホースを左手に持って消化、「しまった」右利きなのに心では「今は訓練だよ」と自分に言い聞かせていました。最後は明太子工場見学の予定が今日は休日で工場内は見られず、製品の加工工程をDVDで見て、試食。友人や知人へのお土産はと思いを巡らせました。店の人に見送られて、一路バスは山口学習センターへと向かいます。秋の日没は早い、皆居眠りをしているのだろうか静かだった。実り多き秋、いや研修旅行を終えました。

 

平成22年度 学生研修旅行について

図書事務員 粟屋 智博

平成22年度の研修旅行は旧体育の日、10月10日にありました。この日は歴史的にも雨が降ったことがほとんどないそうで、当日も爽やかな秋晴れの下、研修旅行に参加することができました。まずはバスの中で自己紹介。皆さんの話を聞いていると、その端々から学習意欲の高さを感じることができ、そのような方々とめぐるのかと思うとまた改めて期待が膨らむ思いでした。

最初についたエネルギー館
 暮らしに欠かせない石油や電気などエネルギーの歴史、生み出す仕組みについて見学してきました。ガソリンは100年もしないうちになくなると言われており、ますますエネルギーの主軸となるであろう電気の生み出し方。火力、水力、風力、そして電子力。電気の発見から活用、そして現在にいたるまでには、先人たちと現在の専門家の方々の努力があり、その上に今の快適な暮らしがあることを知りました。

昼食はビュッフェ
 ヤフードームのすぐ傍で高くそびえるヒルトン福岡シーホーク。その4階で昼食をいただきました。最上階のスイートルームには王監督も宿泊されることが多々あるそうです。残念ながら王監督をお見かけすることはかないませんでしたが、一品一品がキラキラと輝いているかのようなお料理に出会うことができました。この中からどれをとってもいいのかと思うとそれだけで嬉しくなる料理の数々。悩みぬいてとった品々はどれもおいしく、デザートもおかわりをいただき、おいしい昼食を堪能することができました。私はいただくのに夢中でしたが、周りからはお食事をとりながらも学習に関しての話題がちらほら聞こえ、食欲を超える知識欲の強さに驚きました。

お腹もいっぱいになってホッとしたところで、防災センター
 防災についての知識を交えながら、地震体験(震度7)強風体験(風速32m)、火災脱出体験、消化体験を福岡市民防災センターでさせていただきました。
・地震体験では火の始末も大切ですが、まずは自分の命を考えて行動すること(机の下に入る)
・強風体験を通して、ニュースの「風速○○mです」からどのくらいなのかイメージできるようになりそうです。
・脱出体験では非常灯の大切さを、消化体験では初期動作の大切さを学びました。
「いざ」という事態についての対応力を、模擬体験をすることで楽しみながら身につけることができました。

つづいて明太子工場
 各種明太子を3時のおやつ代わりにいただき、お土産もたくさんの方々が購入されていました。私は工場見学者の方限定販売、明太子のせんべい「めんべい」を購入し家に持ち帰ったら、進める前に食べられてしまい、どんな味だったのか、機会があればもう一度見学して購入したいです。
 道中では福岡の街並みに都会を感じ、関門大橋から朝は明るい青、帰りは夕日に染まったオレンジの海を見ることができ、観光名所に来たようでした。帰りの車内での「宝くじが2回あたった」というご住職(お名前は忘れてしまいましたが)のビデオは周りの支えのありがたみについて考えさせられる内容でした。
 「かげ」に「お」をつけて「おかげ様」。周りの支えに感謝する言葉だと話すご住職のビデオを見て、今日他の参加者の方々一緒に研修旅行に参加した「おかげ様」で楽しめたこと。ガイドの方の案内の「おかげ様」で各施設の知識を重ねることができたこと。運転手の方の安全運転の「おかげ様」で事故や怪我なく研修旅行を有意義なものとして終えられたこと。たくさんの人に支えられて今日一日があったのだなぁと感謝の気持ちで家路につくことができました。
たくさんの方々と参加させていただき、有意義な一日を過ごすことができました。ありがとうございました。