「ネットワークメディアプレーヤ」「リンクプレーヤー」等の商品名で、PCのネットワークと
普通のテレビ受像器を結ぶ機器が既に発売されています。
写真はDVDプレーヤーを兼ねたタイプのもので、3台それぞれにTV受像器をつないで、多摩SCの
研究用サーバーから構内LANケーブルを使ってデータを受けています。
左の2台は同じ授業の別の箇所、右は別の授業を、同時に受講中。
家庭用ビデオデッキとほぼ同等の操作で十分使いこなせます。
デジタルデータですので、いつでも好きなときに受講可能。一時停止や繰り返しも任意です。
たとえば、各学習センターの再視聴設備をこのような形式にすれば、テープの空き待ちも皆無。
巨大なテープ棚も無用。年度初めの新番組との入れ替えや、訂正があった場合の対応もデータの書き換えだけで
済む。…と、管理にあたる事務官の負担も格段に軽減されると思います。
むろんインターネット経由で配信も可能ですが、著作権処理の問題があり、現時点では多摩SC内のクローズド
環境下での試行にとどめています。
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