「萩まちじゅう博物館」ポスター
「萩まちじゅう博物館」面接授業の様子
「萩焼体験」の様子

山口学習センター10周年記念面接授業「萩まちじゅう博物館」の内容

1日目
平成19年5月12日(土)
場 所:萩市立萩博物館
第1限 「文化遺産からはじまるまちづくり」
/講 師:西山徳明氏(九州大学大学院教授)
第2,3限 「松陰と晋作」「古地図で堀内を歩く」
/講 師:一坂太郎氏(萩市特別学芸員)
萩の町の文化遺産保存や維新での松陰と晋作の活動などについて講義を聴き、萩の古地図がそのまま現代でも生きている 萩の町の現場を見て歴史と文化遺産保存を実感しました。
 
2日目
平成19年5月13日(日)
場 所:山口県立萩美術館・浦上記念館
第1,2限 「萩焼の歴史と技法」
/石ア泰之氏(山口県立萩美術館・浦上記念館学芸課主査)
萩焼についての歴史、作品について講義を受け、その後、窯の製作現場に行き製作過程についても学びました。
 
萩焼体験(別途)
平成19年5月14日(月)
場 所:城山窯
金子先生の指導で実施し、16名が参加し、萩焼製作を楽しく体験しました。
 

この記念の面接授業は、参加者から「地域を訪ね、その歴史・文化を学び体験するという内容に興味を持てたから」など、大変好評でした。 主催者としても大変うれしく思っております。代表的な感想3件も以下に記載させて頂きました。

また、開催に当たり、全面的にご協力を頂いた講師、参加者の皆様に感謝いたします。

なお、山口学習センター10周年記念面接授業「萩まちじゅう博物館」については、放送大学の広報番組「大学の窓」の取材がなされ、 平成19年5月27日(日)から6月2日(土)の期間に放映されました。 また、地元の萩CATVの取材もあり、平成19年5月15日(月)に番組「萩あれこれ」で放映されました。


〜受講者の感想から〜

今回、面接授業は県外から2/3の出席と聞き驚きました。 また、山口県に対しての、特に幕末、明治維新について関心や興味を持たれている方がほとんどで、自分自身が山口県民でありながら、山口のことを知らなかったことが恥ずかしく思いました。 歴史で大まか習っていたくらいでしたので、一坂先生、西山先生等のお話しはとても良かったです。 もっと、萩、山口について学ぼうと思いました。 パンフの平成萩塾に習い、放送大学の方で、幕末維新史、高杉晋作、吉田松陰、毛利氏等の講義をしていただけると嬉しいです。 萩焼のお話しも良かったです。 どうも有り難うございました。 [学生/山口]

期待していたとおりの授業で、どの講師もわかりやすく個性がありました。 今は「大学の窓」を見て、楽しかった数日を振り返っています。 個人で行くには限りがありますので、学習を兼ねた歴史、文化、地域の人々とのふれあいがとても心地よかったです。 会場も素晴らしく大満足です。山口学習センターの職員の方々も親切でした。 私は埼玉学習センターを10年間で卒業しましたが、再び学生に戻りたいと思ったほどです。 現在、全科生がテストの話などしているのを聞くと、とても懐かしく思われました。 是非もっと多くの方々にもチャンスがあると良いのではと思いました。事前の情報もこまめにあり、安心して当日を迎えることが出来ました。 ありがとうございました。 [一般/埼玉]

専門家の講義を聴いて、直ぐに「まち歩き」、「窯元見学」で、それに沿った内容を実地に確かめられたことが理解につながり、想像をふくらませることが楽しかった。 講師の先生が、その道の第一人者で、限られた時間の中に要点を踏まえて熱意を込めて講義されたのが良かった。 受講生の方も、「萩」を知りたいという意欲があり、講師と受講生が一つの「知の方向」に向かったことが、今回の「面接授業」を充実し成功させた点だと思う。 以上のことが実現できたのは、準備や当日の設定にあたられた、放送大学山口学習センター、萩市教育委員会、及び関係する多くの方のお力があってのことと思います。 お世話になりました。個人的なことですが、「まち歩き」でお話しした地元山口学習センターの受講生の方から、 最後に夏みかんをいただき、その「夏みかん」の美味しさ以上にお気持ちが嬉しく、思い出深い「面接授業」の旅となりました。 ありがとうございました。 [学生/群馬]