「人骨から日本人のルーツを探る」チラシ

公開授業「人骨から日本人のルーツを探る」の内容

平成20年2月14日(土)・15日(日)
場 所:放送大学山口学習センター
講 師:松下孝幸(土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム館長)
300体を超える弥生時代の人骨が出土した山口県の土井ヶ浜遺跡。ここから出土した弥生人の人骨は、日本人の起源、または縄文人との形質変化を考えるうえで重要な資料を提供してくれる。ここの遺体は全て顔を西のほう、つまり海の方に向けて葬られている。この事から、ここの住民達の故郷は山口県北部から海を越えたところ、即ち朝鮮半島、もしくは中国大陸ではないかと考えられる。本授業では、遺跡から出土した人骨から日本人のルーツを検証し、あわせて未来を推測してみる。