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次のそれぞれの正誤を判定しなさい。
問題2−1
実数の集合
の上界の全体の集合は
,下界の全体の集合は
であるから,
,
である.
解答 誤
コメント 上限は最小の上界、下限は最大の下界だから、
問題2−2
実数の集合
に対し,
,
である.
解答 誤
コメント
だから、
は正しいが、
である。
問題2−3
実数の集合
に対し,上界全体の集合は
,下界の全体の集合は
だから,
,
である.
解答 正
コメント どんな実数
に対しても、十分大きな奇数
をとれば、
となり、十分大きな偶数をとれば、
となるので、上界も下界も存在しない。
問題2−4
実数の集合
に最小値
があれば
である.
解答 正
コメント 最小値は最大の下界だからである。
問題2−5
解答 誤
コメント
。極限値は
である。
問題2−6
解答 正
コメント
問題2−7
解答 誤
コメント
問題2−8
解答 誤
コメント
のとき、
だから、
に発散する。
問題2−9
解答 正
コメント
のとき、
であるから、
に発散する。
問題2−10
=
解答 正
のとき、
だからである。
問題2−11
解答 正
コメント
のとき、
=
問題2−12
解答 正
コメント
のとき、
問題2−13
実数
に対して,記号
で
を超えない最大の整数とする.関数
は
のすべての点で連続である.
解答 誤
コメント
を整数とするとき、
のとき
だから、
だから、
で連続でない。
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