「手を変え品を変え」その2―『大人のための「学問のススメ」』
2007年6月13日
書籍という媒体に親しみを感じるオトナたちに、分かち合っていただきたいのです。多忙な雑務の合間をぬって、好きな本を読み、学ぶための時間を確保したときの、ジーンとくるような悦びを。それで新書を書きました。「手を変え品を変え」の第2弾です(言葉の由来は第1回のエッセイに)。
教育社会学の岩永雅也さんとの共著です。放送大学の同僚たちは、不思議な組み合わせ、と首をかしげるかもしれませんけれど、かなりの名コンビだったと思っています。「ボケ」と「ツッコミ」ということになっておりまして、なぜか、わたしが「幼く怒る」やくどころ。
わたしたち教員は、専門の講義のことだけ考えているわけではないのです。わたしの念頭にあったキーワードは、たとえば「人文学」「市民社会の成熟」「女性の生き方」「異文化理解」等。なんと支離滅裂な!とお思いの方、表紙の画像をクリックして、目次を見てください。
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1498967
正直のところ人前に出るのは大の苦手なのですけれど、今回の企画は本来の意図が「広報活動」です。それで、毒を食らわば……(?)の精神で、トークセッションまでやらせていただくことになりました。
池袋ジュンク堂で、7月5日(木)19時より
http://www.junkudo.co.jp/newevent/evtalk.html
TEL 03-5956-6111